趣旨

 

「デザイン」という言葉は、形状や色といった狭義な意味ではなく、

「目的を達成するための仕組みづくりも含めた行為であり、またその成果物」

といった広義な意味があり、本会ではその考え方を大切にしています。

 

本会はもともと、ユリヨ・ソタマ氏(ヘルシンキ芸術大学学長・当時、アールト大学創設者)が、

日本におけるデザイン領域の窓口が一点で機能しうるしくみを求めて

栄久庵憲司氏(GKデザイン機構創立者)に働きかけたことにより、2000年4月に発足しました。

 

時代は今、インターネットの普及、グローバリズムの進展を経て、AI の開発と適応という

新しい局面にさしかかっており、わが国では少子高齢化社会という前提抜きには

将来を設計しがたい状況に至っています。

まさにこのような時代にこそ、あらゆる分野において

デザインという概念が果たす役割は大きいと言わなければなりません。

 

フィンランドは、日本にあってはデザインの国として大きな注目を受けてきていますが、

この国の持つデザインの本質を吟味・紹介しつつ、外交関係100年を祝賀するこの機会に、

次世代への展望を持った活動をいっそう進めてゆくべく、協会を再編いたしました。

 

日本の社会と文化は、遠く縄文の太古からさまざまな時代を超えて醸成されてきましたが、

そのなかでも生活文化というべき物事を今日的視座で玩味し、

フィンランドを窓口とした新たな国際交流の機会を提案していきたいと考えています。

 

本会は上記の趣旨に賛同するデザイナー・モノづくりを業とされる経営者・一般の方々の入会を

歓迎し協働を促進するものです。

                                       2018年3月 京都にて

本会の活動

上記趣旨の目的達成のために次の事業を行う。

 

1.セミナー、シンポジウムの企画、開催

2.会員相互の交流

3.会報の発行

4.出版物の刊行

5.情報発信

6.コンサルテーション

7.研修旅行の企画・実施

8.その他必要と考えられる事業

 

協会概要

 

名称   日本フィンランドデザイン協会
創立   2000年4月 東京にて
創立者   栄久庵憲司(GKデザイングループ創設者)
再編   2018年6月 京都にて
理事長   島崎  信(武蔵野美術大学名誉教授)

副理事長

 

  小野寺純子(株式会社GKデザイン機構 顧問)

  遠藤 悦郎(グラフィックデザイナー 在フィンランド)

理事

  浅井 俊子(一般社団法人 Impact Hub Kyoto  Founder)

  稲盛 豊実(社会福祉法人 盛和福祉会 理事長)

  榎本 信之(株式会社GK京都 相談役)

  小泉  隆(九州産業大学建築都市工学部 教授)

  小林孝之助(自然体験活動推進協議会 事務局長)

  鈴木 敏彦(工学院大学建築学部 教授)

  萩原建太郎(デザインジャーナリスト)

監事

  北林  功(COS KYOTO株式会社  代表取締役)

  西谷 剛毅(一般社団法人 Impact Hub Kyoto  顧問)

事務局長   高林 素樹(有限会社糺書房 専務取締役)
事務局連絡先   jfda019@gmail.com
規約

  規約はこちら(PDFファイル)

JFDA-FINLAND

日本フィンランドデザイン協会はフィンランド側に同時に発足した姉妹協会があります。
会員の方には情報交換や交流が可能です。
連携して事業を行うことができるのは当協会の特徴の一つです。
japanfinland.com