これからの催し

ショートレクチャー2本のご案内

 

①「フィンランドから建築家を迎えてーー夏至祭のプロジェクト」

 講師:鈴木 敏彦 氏(工学院大学教授、北欧建築・デザイン協会副会長、日本フィンランドデザイン協会理事)

 

②「アルヴァ・アアルトの知られざる建築とフィンランドの自然」

 講師:宮澤 豊宏 氏(フィンランド在住 通訳・コーディネーター)

 

日時:2024年7月20日土曜日 17時45分開場

会場:オンライン または 京都会場(Impact Hub Kyoto)https://kyoto.impacthub.net/access/

参加料:1000円(会員無料)

お申し込み:このホームページのお問い合わせ欄から。リンクアドレスをお送りします。

主催(共催):日本フィンランドデザイン協会、Impact Hub Kyoto

※ 京都会場では講演終了後交流会を開催します。参加料1000円(会員無料)。なお講師はオンラインのため不在です。

 

   ①「フィンランドから建築家を迎えて

           ーー夏至祭のプロジェクト」

 

ピック・フィンランディアを設計された建築家ヤーッコ・トルヴィネン氏を招聘し、デザイン監修のもと西川材を使用して学生たちとの共同制作が行われました。フィンランドの夏至祭を引き立てる構築物は飯能市のメッツアビレッジで公開されました。日本では初めての試みとなった共同プロジェクトの全容を語っていただきます。

  ②「アルヴァ・アアルトの知られざる建築と

              フィンランドの自然」

 

宮澤豊宏氏は森林土壌や泥炭地の研究者としてヘルシンキ大学で学ばれたのち通訳・コーディネーターとして長く活躍されてきました。これまでに両国の議会から個人まで多様な分野で通訳をされ、フィンランドの自然、文化、制度をくまなく観察されています。今回は、大都市ではない地域を訪ね、アルヴァ・アアルトの知られざる建築作品について紹介していただきます。


これまでの催し

フィンランドのデザイナーの指導による北欧の夏至祭をテーマとする作品展示とワークショップ  (詳細はこちら)     本プログラムは終了しました。

 

スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団助成2024

 

2024年6月、日本フィンランドデザイン協会はフィンランドから建築家のヤーッコ・トルヴィネン氏をお招きして、工学院大学鈴木敏彦研究室と、株式会社メッツァと共同で、北欧の夏至祭をテーマとする作品デザイン、制作、展示イベントをメッツァビレッジにて開催します。展示作品には現地の西川材が活用されます。

 

主催:日本フィンランドデザイン協会

協力:ヤーッコ・トルヴィネン(建築家)、工学院大学鈴木敏彦研究室、北欧建築デザイン協会、メッツァビレッジ、株式会社フォレスト西川

 

メッツアの夏至祭からコッコ(夏至のかがり火)のページをご覧ください。

 

会場では夏至祭期間中の毎土曜日の17時に点火式が行われます。6月22日(土)には協会の島崎信理事長が点火式を行います。


6/10(月)ショートレクチャー
「最近のフィンランドの建築デザインについて、特に木造建築の潮流」
のご案内
この度フィンランドのアアルト大学のウッドプログラム講師をされている建築デザイナーが来京されますので、急遽下記企画を組みました。
ご関心のある方のご参加を歓迎いたします。
  
主催:日本フィンランドデザイン協会
     Impact HUB Kyoto
日時:6月10日 月曜日 
会場:インパクトハブ京都 3階  〒602-8061 京都府京都市上京区甲斐守町97 西陣産業創造會館)
受付:18:30
講演:19:00~20:00 講演後質疑応答 (20:30終了)
日本語通訳有り
スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団助成2024
「最近のフィンランドの建築デザインについて、特に木造建築の潮流」
  
Recent trends in Finnish architectural design, especially in wood construction
       講師:ヤーッコ・トルヴィネン氏(建築家、アアルト大学ウッドプログラム講師)
           https://www.jaakkotorvinen.com
参加料:2000円(当日受付にて)、学生1000円(要学生証提示)、協会会員無料
申込制:このホームページの【お問い合わせ欄】から、氏名・メールアドレス・連絡先電話番号・職業または所属 を記載の上送信してください。折り返し受付番号をお送りし受付完了となります。

 

《ご本人メッセージ》

こんにちは、木造建築を専門とする建築家のヤーッコ・トルヴィネンです。

ヘルシンキに住んでいますが、もともとはラップランド出身です。

アールト大学を優秀な成績で卒業しました。修士論文は「Pikku-Finlandia」で、フィンランディア・ホールの仮設会議棟として仮設可動式木造建築を学生たちと設計しました。その特徴は、松の木を丸ごと耐力柱にしたことです。雪の森をかき分けてそれらの木を選んだとき、自分の仕事に間違いはなかったと思いました。

建築の勉強を始める前は、不動産業者、レコード会社のセールス・マネージャー、コンピューターのインストーラーとして働いていました。私の多様な職歴は、デザインに対する広い視野を与えてくれています。私が建築家を目指したのは、世界に良い影響を与えることができるクリエイティブな職業に就きたかったからです。

私はWallpaper*からNext Generation 2022EUMies Awards Young Talent 2023のファイナリストとして表彰されました。

余暇には絵を描いたり、冬の寒中水泳を楽しんだりしています。

 


アルヴァ・アアルトの世界

監督トークイベント 

日時:2023年106金曜日 18時開場 

   対 談:18時30分〜19時30分

   交流会:19時30分〜20時30分

会場:Impact Hub Kyoto

    https://kyoto.impacthub.net/access/

会費:1000円(当日受付にて)

定員:50

お申込み:https://forms.gle/gogQjtKSFqGgG6pe8

主催:Impact Hub Kyoto・日本フィンランドデザイン協会

協力:株式会社ドマ 株式会社大垣書店

 

フィンランドを代表する建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト。最も影響力を持った20世紀の建築家の一人であり、妻アイノとアルテックを創業し、北欧デザインが世界に広まる上でも大きな役割を果たしました。

アアルト生誕125周年の今年、フィンランド発のドキュメンタリー映画「アアルト」がまもなく公開されます。

 

このたび、アアルトが設計した図書館で子ども時代を過ごしたというヴィルピ・スータリ監督を京都にお迎えし、お話を聴くひとときを設けました。対談後は交流の時間もご用意いたします。

この機会にアアルトの人間像とその作品にふれていただき、自然と社会、技術と人の暮らしについて思いをめぐらせていただければ幸いです。

 

対談のお相手は工学院大学教授で北欧建築デザイン協会理事の鈴木敏彦さんです。鈴木教授は、アアルトの設計事務所の日本人唯一のスタッフであった故・武藤章氏が残された「白樺湖夏の家」を「北欧デザインを体験する場」として動態保存する活動を推進されており、同家はアアルトのミュージアムとしても知られています。


「森のなかに未来を見る」シリーズ①

 — 山村に住む、ある森林学者が考えたこと —

2022年5月17日 インパクトハブ京都

今回の講師の岩井吉彌先生は、北山杉で有名な京都の周山街道の中川にお住いの林業家。森林経済学の研究者でもいらっしゃいます。京都大学農学部教授として、日本各地の森はもちろんのこと世界の森を長く調査研究されてきました。フィンランドにも滞在されたことがおありです。昨年には京都の大垣書店から一般の方々にもわかりやすく読める本を出版されました(左の写真)。

クイズから始まったセミナーは、大変わかりやすくまた様々な問題も浮き彫りにされ、森についての多面的な学びの時間となりました。

詳細はイベント報告のページに掲載させていただきましたので、ぜひお読みください。

JFDA-AWARD授賞式

2021年9月21日 フィンランド大使館メッツァ

 

JFDA-FINLANDの推薦により決定しましたJFDA賞は、渡邊大志様(早稲田大学創造理工学部建築学科准教授)に贈呈させていただきました。授与式はヘルシンキで行う予定でしたが、コロナ禍のために展覧会の日程が変更されるなどの都合で、東京のフィンランド大使館メッツァパビリオンにて、オッカ・ぺルパナ駐日フィンランド大使ご臨席の下、アンナ=マリア・ウィルヤネン  フィンランドセンター所長から贈呈されました。写真は会場にて、左よりウィルヤネン所長、渡邊様、オルパナ大使、島崎理事長。

オンラインセミナー 白樺湖夏の家ーーそして始まったサウナプロジェクト
2021年7月31日  

 

オンラインで総会を行いました。総会後、協会の鈴木敏彦理事(デザイナー・建築家・工学院大学教授)に表記のテーマで講演をしていただきました。白樺湖夏の家は、工学院大学が白樺湖畔の旧学生寮を動態保存し会員の活用に供されているもので、工学院大学教授武藤章氏の設計によるものです。武藤氏は巨匠アルヴァ・アールトのアトリエで直接学んだ唯一の日本人建築家でした。

2020年はコロナ禍のため協会としてのイベント活動はお休みとしました。

JFDA-FINLAND(フィンランド側で活動する提携協会)とJFDA-AWARDについての協議を始めました。これは日本またはフィンランドで活躍する新進デザイナー(建築、プロダクトデザイン等)の業績を顕彰するもので、両国の一層の交流を目指しています。

フィンランドナイト

2019年12月7日 インパクトハブ京都

 

12月6日のフィンランド独立記念日とクリスマスを合わせてお祝いし、フィンランドにひたりいろいろな情報交換ができる場を企画しました。

前半は、フィンランドをはじめ北欧のデザインに詳しい萩原健太郎 理事により、近著『フィンランドを知るためのAtoZ』をもとにしたトーク。

後半は、京都市で創業30年のフィンランドのパン・キートスさんとフィンランドカフェ・ポーヨネンさんのご協力で、フィンランド仕込のお料理をご用意。フィンランド〜北欧についておいしくて楽しいひと時を過ごしていただきました。キートスさんがひと月かけて仕込む自家製クリスマスハムと鮭のマリネ、人気のパン各種、ポーヨネンさんのサーモンスープとミートボール、ほかにもフィンランドのビールやチョコレートの物販も。お料理はあっという間になくなる盛況でした。

 

フィンランド語版 外交・デザイン交流史年表の贈呈 2019年10月19日

 

毎年秋に全国フィンランド友好団体連絡協議会が開催されます。2019年は、創立20年を迎えられた小海町フィンランド協会が主幹でした。

会議に先立ち小海町高原美術館へご案内いただき、「北欧の灯り展」を見学。小泉隆 理事が監修の名作照明器具の断面模型も出品されていました。

美術館では当協会制作の外交・デザイン交流史年表をA倍版に拡大し展示してくださっており、駐日フィンランド大使ご夫妻はじめ全国から参加された各友好団体代表者の方々からも高い評価をいただきました。会議後の懇親会の席上、ヘルシンキで公開されたばかりのフィンランド語版の年表が島崎理事長からオルパナ大使に贈呈しました。

 

このフィンランド語版年表は、JFDAフィンランドのエレナ・アアルト理事長の監修と田熊里子副理事長と遠藤悦郎理事による翻訳・グラフィック調整によるものです。ヘルシンキの「日本の日」イベントで披露され、カウコ・ライティネン氏(元フィンランドセンター所長)によるギャラリートークが行われました。

 

三浦豊さんと(森に出かけない)森ツアー  

2019年9月7日 インパクトハブ京都

 

「森林率」という言葉で、国土の中の森林が占める割合が数字で示されています。 先進諸国の中で1番は、フィンランドの73%。日本は森林に恵まれた国ですが、私たちは日頃森や木々の豊かさというものを味わって過ごしているでしょうか。「森の案内人」京都の三浦豊さんが企画する丁寧な「森ツアー」は、知る人ぞ知る体験として予約が取りにくい人気です。 今回は、「(森に出かけない)森ツアー」を、京都市内のビルの中で、夜のトークイベントとして行いました。 植物に恵まれた日本の豊かさを改めて見つめる機会になりました。

 

総会・祇園祭函谷鉾拝観・懇親会 

2019年7月14日 インパクトハブ~COCON烏丸

 

インパクトハブ京都3階の展望の良いフロアで総会を行い、その後市中心部へ移動。

夏の真っ盛り、京都市内では祇園祭が景色と話題の中心となります。

四条烏丸の一角で威容を誇る「函谷鉾」の会所を訪問、鉾の中を見学し祇園囃子の生演奏を間近に聴かせていただきました。

その後四条烏丸のシンボルCOCON烏丸の階上特別室で懇親会をもちました。おりしもヘルシンキ中心部の文化ゾーンで日本からの文化使節団の古武道演武の様子がYLE(フィンランド国営放送)のニュースで生中継配信されているのを見ることができました。

 

ソーシャルデザイン先進国フィンランドに学ぶ クリエイティブ&サスティナブルなまちづくり

2019年3月9日 インパクトハブ京都

 

フィンランドの観光ビジネス、モビリティ革命と言われるMaaS(マース:Mobility as a Service 2016年に世界で初めてフィンランドで実現したシェアリング交通システム)について専門家をお招きして、参加者と一緒にクリエイティブかつサスティナブルな社会をつくるヒントについて率直に語り合い、気軽に交流を楽しんでいただくひとときを企画しました。

 

1 講演・能登重好氏 Visit Finland(フィンランド政府観光局)日本代表、(株)Foresight Marketing代表取締役

2 京都丹後地域での交通事情とマースの展望 

3 フィンランドからの話題提供(音声中継) 柴山由里子氏・東海大学文科社会学部北欧学科講師、田熊里子氏・JFDAフィ  ンランド副理事長、遠藤悦郎氏・グラフィックデザイナー

 

フィンランド7人のデザイナー交流会 

2018年10月16日 インパクトハブ京都

 

7名のフィンランド人デザイナー(分野:テキスタイル、グラフィック、住宅・インテリア、建築と公共事業、展示会企画など)が来日する機会に京都へお招きしました。

テーマは「TAUKO」(フィンランド語で一息、息抜き)。

デザイナーたちの仕事と休息を通してフィンランドの最先端のライフスタイルをお伝えするトークイベントと交流会を行いました。彼らの作品やワークスタイルに加え、普段息抜きにどんなことをしているのか、どんな風にリラックスするのか、好きな場所、もの、食などの話を交え、これからのライフスタイルのありかたについて参加者のみなさんと一緒に考える機会になったことと思います。

 

今回の来日デザイナーは次の方々です(敬称略)

エリナ・アールト(Elina Aalto) プロダクト、エキシビション、ユニークピース

サーナ・ヤ・オッリ(Saana ja Olli) テキスタイル お二人のユニット

サムリ・へラヴオ(Samuli Helavuo) 建築、インテリア

ヴィーヴィ・ライネ(VIIVI LAINE) 建築、インテリア、エキシビジョン

テロ・クイトゥネン(Tero Kuitunen) プロダクト、スペース、アートピース

アンッティ・グルンステン(Antti Grundstén) グラフィック

田熊里子 通訳・コーディネイト

 

発会式 

2018年6月16日 旧嵯峨御所大本山大覚寺

 

日本フィンランドデザイン協会の事務局を京都市に移し、リスタートとしての発会式を行いました。

大覚寺は平安時代の初め嵯峨天皇の離宮として開かれた由緒を持つ名刹ですが、美術大学も経営されており、当日は嵯峨寮という施設をお借りしました。

駐日フィンランド大使館からマルクス・コッコ広報担当参事官ご夫妻がご出席くださりご祝詞をいただきました。

式典後禅宗の精進料理を味わい、僧侶の方のご案内で境内を拝観。その後記念エクスカーションとして近衛家の名宝を収蔵する陽明文庫を訪問し名和館長のご案内で拝観、隣接の虎山荘でくつろぎました。その後市内へ移動し稲盛豊実 理事のお手配で京都経済倶楽部で懇親会となり、会の発展を期しました。