「森のなかに未来を見る」シリーズ①
— 山村に住む、ある森林学者が考えたこと —
講師:岩井吉彌 先生 (昭和20年京都市生まれ。昭和43年京都大学農学部林学科卒業。京都大学大学院を経て、京都大学大学院農学研究科森林科学専攻。森林・人間関係学分野元教授)
2022年5月17日 (火) 18:30~
主催:日本フィンランドデザイン協会
一般社団法人 Impact Hub Kyoto
お問合せ:075–417–0115 / info@impacthubkyoto.net
申込:以下よりお申込みください。
https://forms.gle/drcatJgxbqdyn2PR6
岩井吉彌先生は、北山杉で有名な周山街道の中川にお住いの林業家、そして長く京都大学教授として森林経済学の分野で活躍され、日本各地の森はもちろん世界の森を調査研究され、フィンランドにも滞在されたことがおありで、昨年には京都の大垣書店から一般の方々にもわかりやすく読める本を出版されました。
森を語っていただく京都人としてこれ以上の方はないと申し上げても過言ではないと思います。
国土面積のうち森林の占める割合を森林率といいますが、森林率ナンバーワンはフィンランド、日本は世界第2番目となっています。
協会では、2019年9月に、「森の案内人」三浦豊さんに「森に出かけない森ツアー」をしていただきました。
今回は、森がテーマの催し第2弾となります。まずは京都の森を入り口として、木の世界にいざなっていただきます。
JFDA-AWARD授賞式
2021年9月 フィンランド大使館メッツァ
JFDA-FINLANDの推薦により決定しましたJFDA賞は、渡邊大志様(早稲田大学創造理工学部建築学科准教授)に贈呈させていただきました。授与式はヘルシンキで行う予定でしたが、コロナ禍のために展覧会の日程が変更されるなどの都合で、東京のフィンランド大使館メッツァパビリオンにて、オッカ・ぺルパナ駐日フィンランド大使ご臨席の下、アンナ・マリヤ・ウィルヤネン フィンランドセンター所長から贈呈されました。写真は会場にて、左よりウィルヤネン所長、渡邊様、オルパナ大使、島崎理事長。
2020年はコロナ禍のため協会としてのイベント活動はお休みとしました。
JFDA-FINLAND(フィンランド側で活動する提携協会)とJFDA-AWARDについての協議を始めました。これは日本またはフィンランドで活躍する新進デザイナー(建築、プロダクトデザイン等)の業績を顕彰するもので、両国の一層の交流を目指しています。
フィンランドナイト
2019年12月7日 インパクトハブ京都
12月6日のフィンランド独立記念日とクリスマスを合わせてお祝いし、フィンランドにひたりいろいろな情報交換ができる場を企画しました。
前半は、フィンランドをはじめ北欧のデザインに詳しい萩原健太郎 理事により、近著『フィンランドを知るためのAtoZ』をもとにしたトーク。
後半は、京都市で創業30年のフィンランドのパン・キートスさんとフィンランドカフェ・ポーヨネンさんのご協力で、フィンランド仕込のお料理をご用意。フィンランド〜北欧についておいしくて楽しいひと時を過ごしていただきました。キートスさんがひと月かけて仕込む自家製クリスマスハムと鮭のマリネ、人気のパン各種、ポーヨネンさんのサーモンスープとミートボール、ほかにもフィンランドのビールやチョコレートの物販も。お料理はあっという間になくなる盛況でした。
フィンランド語版 外交・デザイン交流史年表の贈呈 2019年10月19日
毎年秋に全国フィンランド友好団体連絡協議会が開催されます。2019年は、創立20年を迎えられた小海町フィンランド協会が主幹でした。
会議に先立ち小海町高原美術館へご案内いただき、「北欧の灯り展」を見学。小泉隆 理事が監修の名作照明器具の断面模型も出品されていました。
美術館では当協会制作の外交・デザイン交流史年表をA倍版に拡大し展示してくださっており、駐日フィンランド大使ご夫妻はじめ全国から参加された各友好団体代表者の方々からも高い評価をいただきました。会議後の懇親会の席上、ヘルシンキで公開されたばかりのフィンランド語版の年表が島崎理事長からオルパナ大使に贈呈しました。
このフィンランド語版年表は、JFDAフィンランドのエレナ・アアルト理事長の監修と田熊里子副理事長と遠藤悦郎理事による翻訳・グラフィック調整によるものです。ヘルシンキの「日本の日」イベントで披露され、カウコ・ライティネン氏(元フィンランドセンター所長)によるギャラリートークが行われました。
三浦豊さんと(森に出かけない)森ツアー
2019年9月7日 インパクトハブ京都
「森林率」という言葉で、国土の中の森林が占める割合が数字で示されています。 先進諸国の中で1番は、フィンランドの73%。 日本は3番目で68%です。 日本は森林に恵まれた国ですが、私たちは日頃森や木々の豊かさというものを味わって過ごしているでしょうか。「森の案内人」京都の三浦豊さんが企画する丁寧な「森ツアー」は、知る人ぞ知る体験として予約が取りにくい人気です。 今回は、「(森に出かけない)森ツアー」を、京都市内のビルの中で、夜のトークイベントとして行いました。 植物に恵まれた日本の豊かさを改めて見つめる機会になりました。
総会・祇園祭函谷鉾拝観・懇親会
2019年7月14日 インパクトハブ~COCON烏丸
インパクトハブ京都3階の展望の良いフロアで総会を行い、その後市中心部へ移動。
夏の真っ盛り、京都市内では祇園祭が景色と話題の中心となります。
四条烏丸の一角で威容を誇る「函谷鉾」の会所を訪問、鉾の中を見学し祇園囃子の生演奏を間近に聴かせていただきました。
その後四条烏丸のシンボルCOCON烏丸の階上特別室で懇親会をもちました。おりしもヘルシンキ中心部の文化ゾーンで日本からの文化使節団の古武道演武の様子がYLE(フィンランド国営放送)のニュースで生中継配信されているのを見ることができました。
ソーシャルデザイン先進国フィンランドに学ぶ クリエイティブ&サスティナブルなまちづくり
2019年3月9日 インパクトハブ京都
フィンランドの観光ビジネス、モビリティ革命と言われるMaaS(マース:Mobility as a Service 2016年に世界で初めてフィンランドで実現したシェアリング交通システム)について専門家をお招きして、参加者と一緒にクリエイティブかつサスティナブルな社会をつくるヒントについて率直に語り合い、気軽に交流を楽しんでいただくひとときを企画しました。
1 講演・能登重好氏 Visit Finland(フィンランド政府観光局)日本代表、(株)Foresight Marketing代表取締役
2 京都丹後地域での交通事情とマースの展望
3 フィンランドからの話題提供(音声中継) 柴山由里子氏・東海大学文科社会学部北欧学科講師、田熊里子氏・JFDAフィ ンランド副理事長、遠藤悦郎氏・グラフィックデザイナー
フィンランド7人のデザイナー交流会
2018年10月16日 インパクトハブ京都
7名のフィンランド人デザイナー(分野:テキスタイル、グラフィック、住宅・インテリア、建築と公共事業、展示会企画など)が来日する機会に京都へお招きしました。
テーマは「TAUKO」(フィンランド語で一息、息抜き)。
デザイナーたちの仕事と休息を通してフィンランドの最先端のライフスタイルをお伝えするトークイベントと交流会を行いました。彼らの作品やワークスタイルに加え、普段息抜きにどんなことをしているのか、どんな風にリラックスするのか、好きな場所、もの、食などの話を交え、これからのライフスタイルのありかたについて参加者のみなさんと一緒に考える機会になったことと思います。
今回の来日デザイナーは次の方々です(敬称略)。
エリナ・アールト(Elina Aalto) プロダクト、エキシビション、ユニークピース
サーナ・ヤ・オッリ(Saana ja Olli) テキスタイル お二人のユニット
サムリ・へラヴオ(Samuli Helavuo) 建築、インテリア
ヴィーヴィ・ライネ(VIIVI LAINE) 建築、インテリア、エキシビジョン
テロ・クイトゥネン(Tero Kuitunen) プロダクト、スペース、アートピース
アンッティ・グルンステン(Antti Grundstén) グラフィック
田熊里子 通訳・コーディネイト
発会式
2018年6月16日 旧嵯峨御所大本山大覚寺
日本フィンランドデザイン協会の事務局を京都市に移し、リスタートとしての発会式を行いました。
大覚寺は平安時代の初め嵯峨天皇の離宮として開かれた由緒を持つ名刹ですが、美術大学も経営されており、当日は嵯峨寮という施設をお借りしました。
中有日フィンランド大使館からマルクス・コッコ広報担当参事官ご夫妻がご出席くださりご祝詞をいただきました。
式典後禅宗の精進料理を味わい、僧侶の方のご案内で境内を拝観。その後記念エクスカーションとして近衛家の名宝を収蔵する陽明文庫を訪問し名和館長のご案内で拝観、隣接の虎山荘でくつろぎました。その後市内へ移動し稲盛豊実 理事のお手配で京都経済倶楽部で懇親会となり、会の発展を期しました。